思ったよりも時間がかかる? 賃貸マンションの申し込み~入居までを解説

「絶対にここに住みたい!」という理想のお部屋を見つけても、その日に住めるわけではありません。

賃貸物件に入居するには様々な手続きが必要です。

今回はその手順と必要なもの、注意点などを紹介します。

①申し込み

「その部屋を借りたい」という意思表示を書面で行うことです。

これをしない限り、その部屋は他の人にも案内されますので先に取られる可能性があります。

入居したい場合は、なるべく早く不動産会社や貸主に伝えましょう。

このときに「入居申込書」を記入しますが、ほとんどの場合で連帯保証人の名前・住所・連絡先・職業・年収などの記入を求められます。

そのときに慌てないように、部屋探しの際には予め連帯保証人を決め、必要な情報を入手しておきましょう。

連帯保証人は「独立した生計を営む成人」が一般的な条件ですが、恋人など血縁関係がない人は、条件を満たしていても不可の場合もあります。

家族・親類を連帯保証人にすることが難しい人は、早めに不動産会社に相談することをお勧めします。

また、申込時に不動産会社によっては「手付金」「書類作成費用」などのお金を支払う必要もあります。

実際に入居すれば、敷金などに充当されることが一般的ですが、入居しなかった場合には返ってこないケースもあります。

キャンセル時の規定はしっかり確認しておきましょう。

②入居審査

「入居申込書」の内容を元に、貸主側で「この人に部屋を貸して問題ないか」を判断します。

重要なのは「家賃を支払う能力」、つまり「収入」です。

社会人の場合は給与明細書や源泉徴収票など、収入を証明できる書類の提出が求められることがあります。

入居審査では申込書に不自然な点はないか、過去に金融関係などでトラブルを起こしたことがないかも確認されます。

少しでも不安な点がある場合はあらかじめ不動産会社に相談しておきましょう。

収入面や申し込みの内容はもちろんですが、非常識な態度や言動によっては審査に落ちる場合があります。

担当者からの連絡はきちんと返す、高圧的な態度は控えるなどの基本的なマナーを守るように注意しましょう。

③契約

保証人を探す

審査で問題が無ければ、賃貸借契約書を取り交わし、入居契約を結びます。

この際に、入居者の住民票や印鑑証明、運転免許証など身分を証明する物のコピー、連帯保証人の印鑑証明など様々な書類が必要になります。

住民票は入居者全員分必要になります。入居時から同棲・ルームシェアが決まっている場合は、両方の住民票を用意しましょう。

また、契約時には、駐車場や駐輪場を借りる場合はその契約書、家財保険の契約書、家賃保証会社の契約書など、さまざまな書面を取り交わすことが一般的です。

ペットを飼う場合は、それに関する契約書を交わすこともあります。「住民票は合計で何通必要か」などを事前に確認しておきましょう。

賃貸借契約書は入居者・貸主双方が署名・押印しますので、締結完了までに時間がかかります。

入学・入社・転勤などで、新居での生活開始日が決まっている場合は、注意しましょう。

④引き渡し

敷金など入居費用の入金が確認できれば、賃貸借契約期間の開始日に貸主・不動産会社から鍵を受け取り、物件引き渡しとなります。

「契約締結日=賃貸借契約期間開始日」ではありませんので、この時までは契約を済ませていても部屋には入れません。

逆に、引き渡し日以降であれば、いつ住み始めても構いません(実際に住んでいなくても家賃はかかります)。

新築物件などで鍵交換や原状回復工事が不要ならば、契約日に引き渡しも可能ですが、多くの場合は、契約から入居までにもある程度の日数が必要です。

お部屋探しのベストなタイミングとは?

このように、賃貸マンションの入居申し込みから実際の入居までは1か月程度かかることが一般的です。3月末などの転居シーズンは鍵交換業者なども多忙になり、さらに時間がかかることも考えられます。新居での生活を始めなければならない日から逆算して、早め早めに準備・行動しましょう。

多くの不動産会社では、お引越し予定日の1カ月~1.5カ月前からのお部屋探しを推奨しています。

住民票などの書類は役所に行かなくてもオンラインや郵送で申請・受け取りが可能ですし、代理の人に手続きをしてもらうこともできます。これらを活用して、準備にかかる期間を短縮しましょう。

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