「今さら聞けない」「初めて聞いた」 賃貸マンション契約でよく使う専門用語

初めてお部屋探しをする人が悩むのは「不動産専門用語がわからない」ことではないでしょうか。

今回は基本的な単語から、ちょっと聞きなれないカタカナ用語まで広く紹介します。

①契約や費用に関する用語

賃貸人・賃借人

貸す側(貸主)が「賃貸人」で、借りる側(入居者)が「賃借人」です。

大きな賃貸マンションでは、いわゆる「大家さん」の様な個人が貸主のことはほとんどありません。

また貸主は「オーナー」と言われることもありますが、オーナーと貸主が別のケースもあります。

敷金

家賃滞納など、入居者が貸主に損害を与えた場合の補償のために支払うお金です。

退去時に原状回復費用と相殺して余った分が返金されます(原状回復費が高額になれば戻ってきません)。

金額は家賃1ヵ月分が標準ですが、無料や2ヵ月分という物件もあります。

礼金

部屋を借りるときに、貸主に「お礼」として支払うお金です。

かつて住宅不足で部屋を借りるのが大変だった時代の慣習の名残りです。

金額は家賃の1~2ヵ月分程度で、無料の物件もあります。

敷金とは違い退去時に返金されません。

共益費

エレベーターやエントランス、共用廊下、ゴミ収集場など、入居者が利用する共用部分の清掃や保守管理に必要な費用で、家賃とは別に毎月一定額を支払います。

共益費の金額は物件によって大きく異なります。

仲介手数料

いわゆる「街の不動産仲介業者」を使った場合、その業者に支払う手数料です。

法律で「入居者・貸主合計で家賃の1ヵ月分まで」と決まっていますので、入居者が支払う額は最大で家賃1ヵ月分です。

貸主から直接借りれば仲介手数料はかかりません。

フリーレント

一定期間家賃を無料にする貸主側による一種のキャンペーンです。

期間は1ヵ月程度のこともあれば半年などの長期に及ぶこともあります。

ただし、「一定期間は入居する」などの縛りがあるケースがほとんどです。

②部屋の設備や間取りに関する用語

振り分け

例えば2DKは「ダイニングキッチン(DK)と2つの部屋」という間取りです。

この2つの部屋両方にDKと直接行き来できる出入り口があるレイアウトを「振り分け」といいます。

それぞれの部屋のプライバシーが確保できますので、ルームシェアなどに向いています。

玄関ポーチ

建物外側の玄関前に設けられた屋根や庇がある小スペースのことです。

家に入る前に傘を畳んだり、服の埃や花粉を払ったりできますし、宅配便の受け取り時などに雨に濡れません。

近年では賃貸マンション・アパートでも採用されるケースが増えています。

ウォークインクローゼット(WIC)

「歩いたまま中に入れるクローゼット」のことです。衣服を畳まずに収納でき、探しやすいというメリットがあります。

近年は1LDKなどのお部屋でもWIC付きの物件も増えています。

HB

「Header Box(ヘッダー・ボックス)」の略で、床暖房で使う管を収納する場所のことです。

設置場所によっては室内の美観や空調効率に影響を与えることもありますので注意が必要です。

③近年よく聞く不動産に関する略語

新大阪駅周辺の状況は?

MR

「Mixed Reality(ミクスド・リアリティー)」の略で、仮想空間と現実の空間を重ねて体験できる技術のことです。

不動産業界ではまだ完成していない物件の見学などでこの技術が用いられ始めています。

PF

「Project Finance(プロジェクト・ファイナンス)」の略で、不動産会社はこの融資を活用して、購入した土地に建物を建て、投資家などに販売します。

特に地域密着の金融機関と取引関係が深い不動産会社がこの手法で建設・紹介する物件を「PJ物件」といいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は基本的な単語から、ちょっと聞きなれないカタカナ用語まで広く解説しました。

お部屋探しの際にぜひ参考にしてみてください。